【寄稿】週刊エコノミストの読書日記(第2回)~新書を考える

本日、6月9日(月)発売の週刊エコノミストの「読書日記」欄に寄稿しました。5人の執筆者が順に担当する欄で、二回目。

今回は新書論。

池内恵「『ジャンクフード』と化した新書の読み方」『週刊エコノミスト』2014年6月17日号(第92巻第27号通巻4349号)、55頁

週刊エコノミスト2014年6月17日号

このブログでもこのテーマについてはだらだらと書きましたが、愚痴ばかりではない前向きな情報も加えて、1頁にまとめました。今回も、電子書籍版やデータベースでは読めません!書店でお買い求めください。

別件の依頼で、ちくま新書のリストをさっと見て価値あるタイトルを抜き出すという作業に1時間ほど没頭してしまったのでその成果も部分的に取り入れました。リスト見るといい本あるじゃないですか。本屋の棚での印象と違うな。

ちくま新書は今年で20周年だそうです。講談社現代新書になると50周年だそうなので、タイトルを全部見るのも時間と労力的に無理そうだ。誰にも頼まれていないか。

うちの原稿はどうした!という声が虚空から3つ4つ聞こえた気がした。トカトントン。それじゃ。