【お知らせ】2020年度の講義の開講時期と方法について(2020年6月26日更新)

【2020年6月26日掲載】東京大学教養学部教養学科の地域文化研究アジア・日本研究で開講する集中講義「特殊研究演習IV」及び東京大学教養学部の「専門英語(100)」に参加を希望する学生は、UTASに掲載されているメールアドレスに連絡してください。授業内容の詳細、参加者に配分される課題、日程と開講形式について連絡します。日程は受講生の希望も取り入れつつ柔軟に設定します。3週間に渡り13回の授業(そのうち10回程度はオンライン)を実施します。今回は例年とは異なりSセメスターでの開講のため、2年生は参加登録をできませんが、希望者は単位を伴わない参加を許可することがあります。演習形式で、英語で最新の中東政治に関する専門書を、手分けしてできるだけ多くの冊数を読みます。

【2020年4月5日追記】先端学際工学専攻で4月から新規開講する「グローバルセキュリティと宗教」のオンライン授業へのアクセスのためのURLはすでにUTASに記載してあります。当日の授業開始時間にUTASへのアクセスが集中して遅くなる可能性がありますので、履修希望者は、前もって余裕のある時間帯にUTASにアクセスし、URLをコピーしておき、当日の授業時間にアクセスしてください。駒場Iや本郷キャンパス所属の大学院生も履修できます。

【2020年4月1日追記】固定ページ「講義情報」に列挙された令和2年度の授業の受講を希望する学生は、UTAS等を参照し、参加方法を確認してください。少なくとも4−5月は全面的にオンライン授業を行う(=物理的には一度も集まらない)ことが決定しています。

4・5月のS1タームに小泉悠特任助教と共同で開講する、先端学際工学専攻の「グローバルセキュリティと宗教」は、今年度からの新しい開講科目です。工学系研究科や先端学際工学専攻の所属学生に限らず、グローバルセキュリティや国際関係・地域研究に関心を持つ広い範囲の学生を対象とし、多くの書物を読み遠隔で議論する演習として開講します。

キャンパス間移動を必要としないオンライン授業の特性を積極的に生かして、研究科を横断した演習を目指します。単位は大学院修士・博士課程学生のみに付与されますが、学部学生で単位取得を伴わない参加を希望する学生は、しかるべき手段を用いて申し出てください。

【2020年3月24日】新型コロナ問題を受け、2020年度の講義の開講時期と、授業を行う手段が流動的になっています。私の講義を受ける希望を持つ東京大学の学生や非常勤で出講予定の大学の学生は、それぞれの所属する大学のオンラインの履修システム・学習支援システムを通じて、情報を得てください。

なお、私の2020年度の授業は、海外での広範囲な調査研究活動拠点形成の任務と両立させるために、ほぼ全てを集中講義とすることが、新型コロナ問題が顕在化する以前に決定していました。そのことからも、2020年度の授業の時期と形式は流動的です。

以前から、電子的な媒体でのテキストの配布や、参加者によるレジュメの電子的な共有・相互参照などを取り入れて、遠隔的に演習や講義を行う試みを行なってきており、今年度はそれらをより大幅に活用することになりそうです。

また、国を超えた移動の自由が大幅に制限されているからこそ、インターネットなどを通じて、海外の大学・研究機関などとも連動した授業を実験的に行う可能性があります。興味のある学生は積極的に参加してください。

集中講義のため、他の講義との時間帯の重なりも危惧されますが、遠隔講義の特性を活用して、より大きな効果を上げることを目指します。

参加希望者は、各大学の公式の情報に注目していただきたいのですが、場合によっては、講義についての最新の情報を、この個人ウェブサイトの固定ページ「講義情報」に掲載することもありえますので、適宜参照してください。