寄稿しました。
池内恵「湾岸諸国の「アフリカの角」地域への進出––その可能性とリスク」『中東協力センターニュース』2017年1月号、14−19頁
連載「中東 混沌の中の秩序」の第8回です。この「連載」は実際には4半期に1度の「定期寄稿」であって、「続き物」ではなく、その時その時にテーマを選んで調べて書く報告書シリーズのような実態があるのですが、2016年1月号以降の今回までの5回のうち4回が何らかの形で中東特に湾岸諸国と、紅海沿岸からバーブル・マンデブ海峡や「アフリカの角」諸国との関係を扱っています。
中東諸国内の体制・国際関係の変動が、隣接する地域を含む、地域秩序そのものの組み替えに向かっている、そのような認識が、このようなテーマ設定をもたらしています。
先日の『国際問題』に寄稿した論文などと共にご覧ください。