休日の先端研。
うららかな陽気。
気がついたら桜は散っていた。緑の枝が風にそよいでいる。気持ちがいい。実は動画も撮ってみました。鳥の鳴き声が入っています。
大正時代からの建物と、現代建築が並存する先端研・生産研。
左側は原広司設計。生産研の先生でもあったんですね。
何か見覚えがあると思う人がいるかもしれません。原広司は京都駅ビルの設計者。時期もほぼ同じです。
今年は3・4月に何をしていたのか思い出せない。おそらくひたすら講演や研究会報告のために移動しながら、分秒を争って部屋の中でずっと原稿を書く作業をしていた。気づいたら先端研の満開の桜を見逃してしまった。
去年も忙しかったが、4月はちょうど桜の季節に、一瞬だけ時間が空いて、これを撮ったのだった。
昨年は3月末にかけてばたばたっと論文が出たのでした。それまでが大変だった。しかしそれがあったので、2014年の暮れには今度はすごい速さで『イスラーム国の衝撃』を書くことができた。
今年は苦しい積み上げをもう一度、やり直さないといけない。できるのか。
駒場の教養学部のキャンパスに本を買いに行った。八重桜はまだ咲き誇っており、深まる緑とのコントラストが目に優しかった。