【寄稿】『中央公論』に日本の宗教観とイスラーム教の関係について

『中央公論』1月号に寄稿しました。

池内恵「日本の『こころ教』とイスラームの『神の法』」『中央公論』2019年1月号(12月10日発売), 36-43頁

特集「宗教が分断する世界」の一部です。

これまでは日本とは切り離された世界としての「イスラーム世界」、日本の文化や宗教とは隔絶した存在としての「イスラーム教・思想」について研究してきましたが、日本にイスラーム教徒が多く移民・難民として移住し、社会の一部になる日が来ると、日本の文化や宗教とイスラーム教の接触面で何が起こるか、相互関係や摩擦についても考えなければなりません。

そういう日は以外に近づいているのかもしれません。

そんなことを今回の論考では考えてみました。