『日本経済新聞』の1月27日付《経済教室》欄に、「イスラーム国」の背後にあるグローバル・ジハードの理念と組織原理を、概説してあります。 『イスラーム国の衝撃』の主要部分のまとめでもありますが、問題は「…
続きを見るコメント集(1):「イスラーム国」による日本人人質殺害・脅迫事件
1月20日に発生した日本人人質殺害脅迫事件に関しては、ブログとフェイスブックを中心に発信しており、テレビ・ラジオには原則として一切出演せず、ビデオ収録によるコメントも許可していません。 新聞・雑誌…
続きを見る人質殺害脅迫の犯行グループが期限を24時間に:生じうる交渉の結果を比較する
「イスラーム国」より、24時間以内の後藤さんの殺害を脅迫し、サージダ・リーシャーウィーの釈放を要求する声明が出ました。 交渉の内側について私は情報を持ちません。交渉論的に、生じうる結果を場合分けし、そ…
続きを見る今回だけなぜ静止画像なのか?
この記事でも触れられているように、これまではJihadi Johnが出てきた時には、必ず動画で殺害そのものを描く映像があった。 しかし今回は静止画像と被せられた音声のみである。 http://www….
続きを見る「イスラーム国」による日本人人質殺害と新たな要求について
昨日午後11時過ぎに公開された日本人人質の一名の殺害声明については、まず午前12時30分ごろまでの情報をまとめておきましたが、その後は、取り急ぎ参考情報をフェイスブック(https://www.fac…
続きを見る「イスラーム国」による人質殺害声明の基礎情報:さらに情報があればフェイスブックで発信します
午後11時過ぎ(日本時間)にツイッター上に公開された映像の中で、シリアで「イスラーム国」によって拘束されていた二人の日本人人質のうち、湯川遥菜さんの殺害が発表されました。 私はこの映像の真偽を判断する…
続きを見る『イスラーム国の衝撃』の主要書店での在庫状況を調べてみました
「サポートページ」を立ち上げてみたのだが、そもそも「書店に行っても置いていなかった」「インターネット書店では品切れ」のため手に入らないという声がかなり届く。 増刷がかかっており、1月28日に2刷、1月…
続きを見る『イスラーム国の衝撃』のイントロダクションと全体構成
【『イスラーム国の衝撃』のサポートページのエントリ一覧(http://ikeuchisatoshi.com/『イスラーム国の衝撃』/)】 『イスラーム国の衝撃』の目次を昨日公開しましたが、イントロダク…
続きを見るサポートページ開設しました〜『イスラーム国の衝撃』目次を公開
本日、『イスラーム国の衝撃』が発売になりました。といっても数日前から店頭に出ていたので、すでに入手している方も多くいらっしゃるようです。 「むすびに」で記しておいたように、このブログでは、『イスラーム…
続きを見る「イスラーム国」による日本人人質殺害予告について:メディアの皆様へ
本日、シリアの「イスラーム国」による日本人人質殺害予告に関して、多くのお問い合わせを頂いていますが、国外での学会発表から帰国した翌日でもあり、研究や授業や大学事務で日程が完全に詰まっていることから、多…
続きを見る『エコノミスト』の読書日記は、政治を決定づける「制度」について
ニューオーリンズでの学会から帰国しました。大学事務の作業が膨大にあるので、当分身動きが取れません。 帰宅して『イスラーム国の衝撃』を私自身も初めて手に取ってみました。 「イスラーム国」について、1月に…
続きを見る当分フェイスブックで発信を続けます
1月7日以降のイスラーム教とテロリズム、そしてそれと欧米との関係をめぐる、日本の言論状況に関与する私の見解は、当分フェイスブックで発信を続けます。 公開設定のため、下記URLから誰でもアクセスできます…
続きを見るコメント『毎日新聞』1月10日付朝刊
昨日1月10日の『毎日新聞』朝刊に掲載されたコメントをこのエントリの末尾に貼り付けておきます。1月9日付の『産経新聞』へのコメントと重なるところがありますが、『毎日』の方では、今後の展開を中期的な時間…
続きを見るコメント『産経新聞』1月9日朝刊
シャルリー・エブド紙襲撃事件について『産経新聞』1月9日朝刊に掲載されたコメントを下記に再録します。インターネット上では前日夜に公開されていたものです。 なお、普通に読めばわかるように、私は移民を抑制…
続きを見るパリのテロは「イエメンの」アル=カーイダの広めたローン・ウルフ型ジハードの実践例
1月7日のシャルリー・エブド紙襲撃殺害事件は、ゆるいつながりを持つ人物による警官殺害事件を惹起した。両方の犯人たちは、人質を取って別々の場所に立て籠もった(後者の犯人はユダヤ教徒向けスーパーを占拠して…
続きを見る仏テロ犯が「イエメンのアル=カーイダ」と称したという情報
仏シャルリー・エブド紙へのテロ事件について、3人の襲撃犯のうち10代の一人が投降したようですが、主犯とみられる30代の二人(指名手配されているCherif Kouachi 32歳とSaid Kouac…
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