滞っていた寄稿情報の追加。
『UP』(東大出版会)の8月号には、当初今年4月に予定していた刊行を延期してじっくり取り組んでいる『アラブの春とはなんだったのか』のプレビューとも言えるエッセーを寄稿した。本のさわりのさわり、雰囲気や目的などをちらっと書いたものです。実際はもっとどんより重いものです(嘘)。
池内恵「アラブの春とはなんだったのか? 民主化と独裁の二分法を超えて」『UP』2015年8月号(第44巻第8号、通巻514号)、2015年8月5日発行、37−45頁
『UP』は大手書店では無料で配布しているが、すぐになくなってしまう。定期購読していらっしゃる方には届いていると思います。講読料はなんと年間1000円、海外でも2000円!!
アラブの春以来の変動を、『UP』の場を借りていろいろ考えさせてもらっていました。そろそろ締めくくりに入るところです。ミネルヴァの梟は・・・の謂いのように、国際情勢は次の段階に入っているようですが。