チュニスといえばブルギバ通り(広場)。2011年1月14日にベン・アリー政権を崩壊させた大規模デモも、ここに集まりました。「アラブの春」の導火線となった事件です。
ブルギバ通りの端にある、ランドマークの時計塔。
上から見るとこんな感じ。写真の中央部に写っているの無表情なビルが内務省。大規模デモはここを目指した。向かいは与党立憲民主連合(RCD)の本部でした。
この大通り・広場を群衆が埋め尽くしたのですね。それがアラブ世界の動乱の全ての始まりだった・・・
高いビルはホテル・アフリカ。
池内恵(いけうち さとし)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について、日々少しずつ解説します。有用な情報源や、助けになる解説を見つけたらリンクを張って案内したり、これまでに書いてきた論文や著書の「さわり」の部分なども紹介したりしていきます。予想外に評判となってしまったFC2ブログ「中東・イスラーム学の風姿花伝(http://chutoislam.blog.fc2.com/)」からすべての項目を移行しました。過去の項目もここから全て読めます。経歴・所属等は本ブログのプロフィール(http://ikeuchisatoshi.com/profile/)からご覧ください。
昨日は、チュニス近郊スィーディー・ブーサイードへの行き帰りの電車の中の親子の写真だけを紹介しましたが、スィーディー・ブーサイードそのものの写真を載せていませんでしたね。
日曜日に、ふと思い立って、チュニジアの一般人の休日の過ごし方を写真に撮りに行ったのでした。昼前に出かけて昼過ぎには帰ってきました。たいして時間はかかりません。
チュニスのど真ん中のブルギバ広場の端から少し行ったところにあるチュニス・マリン駅から近郊電車に乗って、20分から30分ぐらい揺られていくと、スィーディー・ブーサイード駅に着く。
みんな降りますから降りましょう。降りるとみな一方向に、ざっくざっくと歩く。カップルたちに遅れないように必死で歩きましょう。
街路樹に柑橘類が実っています。ちなみにこれ2月です。日本並みに寒いのでみな着込んでいますね。
坂道をざっくざっくと歩く。土産物屋などが見えてきました。京都の清水寺へ向かう参道の坂道みたいな感じですね。
道すがらに
こういうカフェなどが立ち並んでいるわけです。
中に入るとこんな風景が一望できたりするわけです。
記念撮影とかしているわけです。
テラスに出るとこれがまたいいんです。
それはともかくみなさん脇目も振らずざっくざっく歩くわけです。そして岬の突端まで行くと、絶景なんです。
そこで記念撮影するんです。
眼下にはこじんまりとしたマリーナが。
いろんなポーズ取るんです。
男の友情なんです。
ではまた。