やれやれ長かったチュニジア滞在も終わり。帰るぞ。
空港で、搭乗ゲートに近づくにつれて値段が高くなるので、パスポートコントロールを抜けてすぐのところのデリで何かチュニジア産品の写真を、と思って立ち寄ったら、ランチの時間終わったので食事はないよ、あっちいったら食事あるから行け行け、と店員たちがやたらと追い出そうとする。こちらはチュニジア製のワインなどの写真を撮りたいだけなので、いろいろ取り揃えてあるこっちの店の方がいい。
ははーん。この店はセルフサービスでレジで支払う仕組みなので、チップが成立しないので店員に積極的に客を呼び込むモチベーションが働いていないのだな。
押し問答しながら冷蔵ショーケースからあれこれ取り出して支払い。「ユーロかドルか」と聞くので「チュニジア・ディナールで支払う」と答えると「そんなもの持って帰ってどうする。両替しないのか」などという。「また来るんだよ!」と答えてとにかく支払いを済まして並べる。
チュニジアといえばやはり再び、ビールはセルティア、モルナーグのロゼ、そして西部アイン・ガールスィー(ガールスィーの泉)から採ったミネラル・ウォーター。
店員さんたちもくつろぎモードで映り込む。
いろいろ角度を変えて撮影していると、向こうでヒソヒソ言っている。
どうやら友好人士らしいと結論が出たようで、レジを預かるシェフよりポテトチップのサービスがつきました〜。
レジのところで胸を張ってエッヘンしてます。アラブ男のプライド。
ウェイターも並んで胸を張る。
搭乗時間がきました。
しばしのお別れ。
**おまけ**
その目には何が映っているのでしょう。