チュニス・ブルギバ通りのランドマークの時計塔が見えるカフェに座って新聞でも読んでみようか。
朝ごはんの直後ですので、長い影が差しています。
ん?
なんだかいかつい黒服の人が多いような。
実はここは内務省ビルの向かいなのです。右手に黒い門があって、金色で内務省と書いてありました。
内務省ビル前は有刺鉄線が張ってあって通行人が近づきにくくしてある。
新聞の一面トップは、
「内務省爆破を計画した32名の過激派を拘束」
でした。
早々に退散。
(まあこういうおふざけはしないほうがいい。その後、バルドー博物館のテロがあり、そしてその後、さらなるテロを予告する「イスラーム国」賛同者あるいは愉快犯が、まさにこの場所で撮影した映像をネット上に公開し、「ターゲットの前に潜入」したことを誇示して当局を嘲笑し、話題になった。チュニジアがある程度自由だからこそそういうこともできてしまうのだが、これがブルギバ広場での本当のテロに結びつくかどうか注視しないといけない。というか今こんな記事をわざわざ持って写真を撮っていたら「御用」となるかもしれない)