王柯『東トルキスタン共和国研究―中国のイスラムと民族問題』東京大学出版会、1995年
今日は東大出版会の本の紹介が重なりました。
無事のご帰還を祈ります。
先日は、楊海英『モンゴルとイスラーム的中国』(文春学藝ライブラリー)、2014年2月刊、をご紹介しましたが(「モンゴルとイスラーム的中国」2月19日)、いずれも日本留学で学者となった先生方です。
日本の学界は、適切に運営・支援が行われれば(←ここ重要)、中国に極めて近くに位置して情報を密接に取り込みながら、自由に議論し、客観視できるという強みがあり、欧米へのアドバンテージを得られます。
中国に最も近いところにいる自由世界の橋頭保として日本は輝いていたいものです。