今朝の産経新聞に、二回シリーズの「イスラーム国」解説の第二回が掲載されています。
池内恵「イスラム国の正体(下) 活動機会得たグローバル聖戦運動」『産経新聞』2014年11月15日朝刊
個々の組織よりも、背後にある思想イデオロギーが重要。
アル=カーイダは2000年代に「組織からイデオロギーへ」「ヒエラルキー型からネットワーク型へ」「集権的組織からフランチャイズ的組織へ」と変貌していた。
アル=カーイダのネットワークの一環、フランチャイズの一つだった「イラクのアル=カーイダ」がどのようにイラクとシリアのローカルな内政対立・内乱と結びついて「イスラーム国」へと変わっていったのか、さらに検討が必要です。