『週刊エコノミスト』の読書日記第11回は、田中明彦『新しい「中世」―21世紀の世界システム』(日本経済新聞社、1996年)、そしてヘドリー・ブル『国際社会論―アナーキカル・ソサイエティ』(岩波書店、2…
続きを見る【寄稿】『ブリタニカ国際年鑑』2015年版「イスラム教」の項目を執筆しました
『ブリタニカ国際年鑑』2015年版の「イスラム教」の項目を執筆しました。「宗教」の中の「イスラム教」を構成する、下記の三つの項目を執筆しました。 池内恵「「イスラム国」による領域支配」「ローンウルフ型…
続きを見るチュニジアの風景(20)空港でもう一度呑む
やれやれ長かったチュニジア滞在も終わり。帰るぞ。 空港で、搭乗ゲートに近づくにつれて値段が高くなるので、パスポートコントロールを抜けてすぐのところのデリで何かチュニジア産品の写真を、と思って立ち寄った…
続きを見るチュニジアの風景(19)裏窓
チュニジア連載も終わりに近づいてきました。 今回は、のどかで綺麗なだけではないチュニジア社会の一面を・・・・ チュニジアでの滞在先の一つ、中心部のとある部屋の裏窓から見える光景。 大通りから細道に入っ…
続きを見るチュニジアの風景(18)露天市場
旧市街の観光客向けのスークや、目抜き通りの店で、庶民が買い物をしていることはあまりない。 旧市街の奥深く、横道を歩いて行った先にぽっかりと広がる空き地に、露天市が立つ。 粗末な板や段ボールの上に商品を…
続きを見るチュニジアの風景(17)スークでお買い物
こちらは地元向けの店。 女性用のブーツ屋さんですね。 私はあんまり観光客向けの店に近寄らないしカメラを向けないので写真がありませんが、チュニジアで土産物を買おうとすると、革製品ではスリッパをよく売って…
続きを見るチュニジアの風景(16)旧市街を歩く
私はあまりアラブ諸国の旧市街のスークを歩いたりしないのだけれども(観光客向けだから)、チュニスの場合は旧市街を通らないと用事が済まないことも多く、急ぎ足で何度も歩いた。 旧市街の東西主要な道は二本あり…
続きを見るチュニジアの風景(15)旧市街に向かう
旧市街を歩いてみよう。 ブルギバ通りの西の端からもう少し行くと、フランス門がある。ここが旧市街への入り口。 渋滞する車の間をすり抜けていく。 欧米語でフランス門と呼ばれているが、アラビア語ではバーブル…
続きを見るチュニジアの風景(14)フランス風レストランでの朝食
高級なホテルで朝食。19世紀のパリをそのまま残したようだ。 オレンジジュースを絞ってもらった。 天井がきれい。 この日は商談している人たちもいた。
続きを見るチュニジアの風景(13)ミントティーに松の実を
チュニジアではミントティーに松の実(ピニョン)を入れます。普通のミントティーが「ナアナーア」ですが、「ピニョン」と頼むと入れてくれます。高くなりますが、一風変わって美味しいですよ。
続きを見るチュニジアの風景(12)魚が旨い
チュニジアはアラブ世界で例外的に魚が美味しい。 スズキでしょうか。さっとグリルした新鮮な魚がうまい。やはり焼きサラダが添えられている。 こっちも同じ魚かな。 いろいろ魚介ミックスグリル。 お高い店でイ…
続きを見るチュニジアの風景(11)ブリックを食べてみよう
チュニジアといえばブリック。 サクッとした皮にナイフを入れると半熟卵と肉汁がこぼれ出る。
続きを見るチュニジアの風景(10)前菜はハリッサ
チュニジアで飲む(その2) どこのレストランでも飲み屋でも、前菜というとこのハリッサという赤いディップみたいな前菜が出てくる。唐辛子が効いている。辛さは店によってまちまち。 たいていは上にツナが載って…
続きを見るチュニジアの風景(9)酒が飲めるぞ
チュニジアは酒が飲めます。 薄暗い酒場で地元ワインをいただく。 シャトー・モルナーグのロゼ マゴンの赤 思い思いにくつろぐ。 夜更けの飲み屋街。そろそろどこも閉店。ブルギバ通りの横道。
続きを見るチュニジアの風景(8)色鮮やかな扉
チュニジアといえば、色鮮やかな、風合い豊かな、ドアで有名。 絵葉書とかでも様々に売っています。 いくつか写真を撮ってみました。あくまでも偶然通りかかったところだけ。
続きを見るチュニジアの風景(7)雨に打たれるイブン・ハルドゥーン像
イブン・ハルドゥーン像について書きかけて、『歴史序説』日本語訳が文庫でまで絶版(なんのための文庫なんだろう)と知って絶望してしまったが、気を取り直してチュニジア報告。 ブルギバ広場のイブン・ハルドゥー…
続きを見る